遅まきながら、今年の夏休みの記録を・・・。
今回の夏休みは折立~雲ノ平(泊)~祖父岳~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華岳~双六岳(泊)~新穂高温泉の3日間のソロテン泊縦走の行程をたてました。(天候や体力に応じて4日間も想定)
まぁ山は色々起こる、自然は素晴らしいし脅威であると感じた山行となりました。
★出発~1日目(折立~雲ノ平)~標準CT10時間/目標8時間
今回は縦走だったのでマイカー使用せず登山口まではまいにちアルペン号で折立まで行く事に。
深夜バスを竹橋で待ってたら、渋滞にハマったバスが到着せず(3連休最終日だった)新宿まで上高地行きのバスに同乗させてもらい、新宿で代替バスに乗り替えました。
結果電源付バスになり良環境でラッキーでした。
バスは途中まで室堂行きの方と一緒。立山あるぺん村で折立行きの登山者は小型バスに乗り換えさせられます。
折立までのバスは女性6人のみでした。
登山口に繋がる有峰林道のゲートがあくのは6:00。1日目から長い行程で早朝から登れないのはキツイけど仕方ない。
登山口には6:40頃着、準備して45分にはスタート!
1人なので黙々と登る。荷物がとても重い・・・。折立からは比較的早く周りが開けるので、景色が堪能できてよかった!
途中から同じくらいのペースで歩いていたソロの男性2人と抜きつ抜かれつ。
最後は太郎平小屋までご一緒させていただきました。
それにしてもここまで整備されつくした山道本当にスゴい!
少し休憩し小屋で水を500mlいただきました。水不足からか、小屋の方に頼んでいただく感じです。
ネットで登山届はだしていましたが、こちらで紙の登山届を提出しました。
ちゃんと担当の方がいらっしゃり、チェックしていただき、これから先のコースの注意点、天候などアドバイスをいただきました。
ご一緒させていただいた一人の男性はこちらに泊まるとのこと。
もう一人のソロ男性とは雲ノ平まで行き先が一緒だったので、また抜きつ抜かれつでしばらく調子よく歩いて薬師沢小屋で休憩。
ここの水が本当に美味しくて、その水で作った粉のポカリスエット神でした!
途中で抜かした男性が、雲ノ平山荘でサイエンスラボに登壇する方でした。
登壇するのにこの山道を自分もの脚でいかねばならないとは・・・大変ですね・・・。雲ノ平の水場が枯れていること、水不足であるとの事で、水が豊富なこちらの山小屋でまた水を補給させていただく。1L以上補給したので重い・・・。重すぎる・・・。
ここの沢は本当に綺麗で、空気も美味しかった!朝ごはんの残りのおにぎりを食べ、吊り橋を渡って出発!
さてここまではいいペースで来れたのですが、ここから直登コース。
水が更に増えた事もあり重量の増えたザックを担いではめげそうでした・・・。
更に苔むしており、すべりやすく、かなりの時間を要してしまいました。
登り切ったところでは、思わず座り込んでしまいました。
ただそこからは景色もひらけてきて本当に秘境感あふれる景色で、本当に気持ちよく歩く事ができました!
もう秋ですね・・・
山荘がみえてきました!雲ノ平山荘にはなんとか到着することができました。
びっくりするくらい山荘は沢山の人で溢れていました。
キャンプ場の受付をしてる時にぐるっとみたのですが本当に素敵な山荘。
テント泊を後悔しました(笑)ここに泊まりたい・・・。さてキャンプ場は山荘から20分ほど離れており、また歩きます。
もう山荘には戻りたくありません・・・途中雷鳥さんもいて癒されました・・・。キャンプ場見えて来たぞ。
平日ということもあり、キャンプ場はガラガラ。
テントを張りはじめたところ、なんと張り方を途中でド忘れ・・・。
おろおろしていたら、雨が降り出しあっという間に土砂降り・・・びしょ濡れ・・・。
ちゃんと張れていたら濡れることもなかったのに・・・と悲しくなりました・・・。
荷物を整理しつつ早めに夕食。
といってもアルファ米に、フリーズドライのシチューに珈琲。
新しく買ったアルコールストーブの炎が癒しでした。
電波もなくスマホも使えないので18時半には就寝体制に入ったのですが途中から天候が大荒れ。
あまりの強風と打ちつける雨が凄すぎたので、流石に一回目が覚めたのですが、どこでも何があっても眠れる私は、またすぐ爆睡したのでした・・・
1日目 距離15.3km 時間 8時間15分 累積 1823/618m