先週末、友人と常念岳登ってきました。
土曜日、夕方に松本駅にあずさで向かい、夏休み中で、車で東北や新潟の山々を
登っていた友人にピックアップしてもらいました。
まず、温泉へ。
www.yuttari-yamanokami.jpこちらの湯多里山の神はつるっつるのお湯でとてもよかったです。
温度も熱め、なかなか汗がひかなくて大変でしたが。
ここから早めの夕食へ。
こちらで馬刺と十割そば定食。ご飯も珍しく完食しました。
20時頃に三股の駐車場へ到着。帰る人もいて、第一駐車場の登山口すぐ横のポールポジションゲット!
どこでもいつでも眠れる私たちはすぐ就寝・・・といっても途中で寒くて目が覚める・・・(窓があいていた)
2時半頃、外でキャッキャする声で登り始める女子たちの声でまた目覚める。
4時に目覚めるもダラダラなうちらは4時50分にやっと歩き始めたのでした。朝ご飯はバナナ1本。どうしてもご飯が食べられません。
ゲートではパトロールの方に今日の予定をきかれ、山頂付近の天候を教えてくれます。800m歩いた先の小屋で登山届け。
結構しょっぱなからきつい登りが続きます。でも朝陽も気持ちよく、天気も良し。
しかし、登り始めて2kmほどで体調に異変。気持ち悪い・・・
数歩歩いては吐きそうになるのだけど、胃に何もないため、吐けない。汗が大量に出てとまらない・・・
あまりの気分の悪さに一人で下山しようと思ったのだけど、友人も下るといってくれた。
あぁ、また山で迷惑をかけてしまう(以前富士山で高山病になり、皆で下山経験あり)
いったん休憩して、梅ソルティドリンク(最近ハマっている)+塩タブレットを大量投入。すると気分が急激に回復。
もう、毎度の脱水症状とおもわれます・・・情けない・・・
奇跡の復活を遂げてからは、疲れながらも問題なくのぼります。
唯一のハシゴ。短いです。森林限界こえたところで開けた景色に思わず叫びました。そしてどこまで続くのだろう・・・という岩稜帯が登場。
なかなかキツイけど、横をみれば絶景。石に埋もれる避難小屋。高度もあるので、ちょっとヒヤッとするところもあるのですが、楽しいです!
ほとんど四つん這いで登ってましたが・・・
とんがっている岩は歩きにくいし、脚もすりむきます(笑)
前常念付近でちょっと一息つけます。
緊張のコースを経て山頂が見えてきたかも・・・?その前に、槍!槍ヶ岳がみえたよ!!右手には常念小屋がみえてきた。そして!登頂!
最高のお天気の中360度素晴らしいパノラマ!
蝶ヶ岳への美しい稜線。丁度5年前縦走した槍から大キレットから穂高まで!気持ちよ過ぎました。
そして気付けば1時間半も昼寝しながら山頂で過ごしていました・・・お昼は暑さで食べられず、ゼリーパック1つとドライレモンのみ・・・
今回は蝶ヶ岳はまわらずピストン。名残惜しいけど下ります。
あの岩稜帯だけ、下りの方がハードルが高いと思っていたのでまた緊張。
スマホ落としたら怖いのでザックに入れておいたら、YAMAPのログ切れちゃった。
GARMINもバッテリー切れちゃいました・・・。
なんとか、下りきり、最後の樹林帯の急な下りも集中して。
(最後の最後でいつも怪我するので・・・)
途中で鳩かと思った雷鳥発見!足早にいなくなってしまった・・・
しかし下りも暑かったなぁ・・・
そしてトレランシューズの方が怪我をしないということが最近の気付き。
今履いているinov-8のTRAIL ROCが優秀です。
初期のものは本当に滑って滑ってよく転けたんですけど、急激にグリップがよくなりました。
とはいっても3000m超えたり、低くてもコースによっては勿論、登山靴使用します。
下って足を解放したときの最高さよ・・・
近くのほりでーゆ〜四季の郷で温泉にはいってノンビリ。
そのまた近くの定食屋さんでラム肉定食に山賊焼!
前日の夜からほぼ、なんにも食べてなかったから本当に胃に沁みました・・・
結局水分も脱水体質なので頑張らなきゃなのに1Lしか取れませんでした。
ある意味燃費は最高にいい身体なんですけどね・・・
帰りの中央道も渋滞なく、さくっと帰宅。
常念岳は以前から憧れていた山で、ひょんな事から行く事ができて本当に嬉しかったです!でも今度は三股からは登りたくないなぁ(笑)