ode-kake* blog

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稜線おばけ!2021.9.21 --針ノ木サーキット--

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やっとアップしたと思いきや初冬になってしまいました(笑)
是非興味を持っていただけたら安全な時期に登ってみてください!
コースタイムや地図も載せようとしたら写真UPの容量が超えてしまったようで載せられませんでした・・・。
またどこかで載せようと思います。
3時40分出発→17時に扇沢駐車場に戻りました。
予定では15時半だったんですけど・・・

針ノ木サーキットとは
扇沢駐車場→大沢小屋→針ノ木峠針ノ木岳→スバリ岳→赤沢岳→鳴沢岳→新越乗越→新越岳→岩小屋沢→種池山荘→柏原新道登山口→扇沢
をぐるっと巡る縦走コース。
200名山、百高山を一気に巡れます。
約24km 累積↑2798/2800↓
時計回り、半時計回りでもいけます。
今回はこのコースにプラスして蓮華岳も登りました。
爺ヶ岳もまわる強者もいるそうですが、相当体力いると思います。
私は行った方の話を聞いて諦めました・・
更に今回新越岳をいつの間にか気付かず通りすぎていたようです・・・

前日20時頃に自宅を出発。
休憩やコンビニによりながら23時に扇沢の無料駐車場に到着。
平日だからか空いていましたが、この前日は3連休の最終日。
駐車場の遥か下の方まで路駐してある車もありました。(おそらくロングハイクや泊りの方?)
相当な混雑で駐車場に停められなかったのでしょう。

仮眠しようと思い毛布を持ってきたけど、前回の巻機山より暖かかった・・・。
どこでも眠れる私はあっという間に睡眠、3時に起床しました。

バナナをほおばり、準備しいざ登山口へ。半袖短パンでも寒くない!
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そして登山口・・・・扇沢駅の左手にあります。

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あぁぁぁぁ・・・真っ暗すぎるぅぅぅぅ・・・先が見えない・・・(当たり前だけど)怖い。
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実は扇沢駅でお手洗いをすませてから、登山届を書きながら誰か来ないかな・・・とちょっと待ってたんです。
でも、誰も来なくて、気合いで一人で進み始めました。
仕方なく暗闇をライトで照らしながら山道に進みます。
ちなみにヘッドライトと、ハンドライトのWで・・・。

途中道路に出ることもありましたが、人も車の気配もありませんでした・・・
広い道、岩場、渡渉する所では、広すぎてライトが効かず目印のリボンが見つけられず、そのたびに
YAMAPの地図に助けられました(とても正確でした)
真っ暗の中、広大な岩場でこの赤い点の目印探すのがどんなに大変か・・・
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暗闇との恐怖、熊との恐怖、道迷いとの恐怖・・・もう泣きたい・・・

それでも気合いで2時間ほど行くというっすらと明るくなってきました。
そのころには雪渓沿いの道にでていたので、周りもひらけていました。
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振り向くと雲海と朝日・・・一人占め・・・♡ 神様・・・
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しばらく登っていくと、下って来る2人の登山者が。人間に出会えた・・・嬉しい(笑)
雪渓を横にみながら高巻道を登ります(この頃雪渓が崩壊し通行禁止)いつか登りたいなぁ。
一応日本三大雪渓の一つです。こんなですけど・・・
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朝日が山にあたって美しい・・・
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針ノ木小屋に近づくと2人の男女が。嬉しい(笑)

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まあまあのペースで針ノ木峠に到着。奥にはこれから歩く稜線が。
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槍ヶ岳も綺麗にみえます。
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さて、ここで第一の選択。針ノ木に登る前に反対側にある蓮華岳に行くかどうか。
いわゆる今回のサーキットのルートから若干はずれます。
CT往復1時間45分ほどのよう。
今回、結構ギリギリの計画を立てているので、この時間は大きい。
色々頭の中で計算した結果、1時間ちょっとで帰ってこれると見込んで蓮華岳へ向かいました。
登り始めた針ノ木小屋が眼下にみえます。
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行ってよかった・・・蓮華岳・・・
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美し過ぎます・・・
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途中も広々とした景色が広がり、空気がおいしい。
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途中下って来る女性と少しお話し。ほんわかする・・・。
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山頂につくと、男性が一人のんびりと座っていた・・・のでササっと写真を撮りすぐ下る。
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途中で見える針ノ木岳への景色・・・最高!
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針ノ木小屋に戻ると、そこそこ人が増えていました。
長丁場の為、念のためお手洗いに行ったのですが、なんにも出ない・・・
そう、私は山に行くと日帰りであれば全くお手洗いにいかないのです・・・
全部汗で出てしまうんですね・・・
周りが寒がっていても、一人汗をかき、脱水に陥りやすい体質なのです。

ここからまず針ノ木岳を目指します。
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なかなかの急登で、2500mも超えているため、息苦しいです。
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そう、私は高山ですぐ息が切れます(笑)もともと高山病体質なのと
ラソンやってるとは思えないほど肺活量がまったくない為、このくらいでも苦しくなります・・・。
余談ですが、泳げません。
そんなこんなでゼーハーしながら山頂到着!!
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360℃どこをみても景色最高!なんて気持ちがいい山頂!!
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途中から一緒になった女性にモデルになってもらいました(笑)
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でもゆっくりしていられない・・・・先を急がなければいけないのだ・・・
綺麗な稜線にわくわくするも、ちょっとあれを行くのか・・・という萎えも出てくるくらいの
アップダウン・・・でも次は一番期待しているスバリ岳だ!!
針ノ木で一緒になった女の子と距離はとりつつ一緒にいきます。
針ノ木からの下りは岩場で足元も悪く、大変でした・・私も彼女もお尻つきながら・・・
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地味につらい登り。

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そして到着したスバリ岳はやっぱり素敵なところでした。
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アルプスの山々が一望でき、眼下には真っ青な黒部ダム湖。
風は気持ちよく、ずっとここにいたかったなぁ・・・今思い出しても素敵な所でした。
スバリ岳から先はまた一人旅。途中すれ違ったのは2人ほどでした。
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次に目指すは赤沢岳。なかなか長い。
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綺麗な稜線。トップの写真もこの間にあります。
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トレランの方とすれ違いました。
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そして赤沢岳着!ここも景色よかったなぁ。
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次に向かうは鳴沢岳。アップダウン地味にきついな。
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そんなに時間かからず到着!
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次に目指すは新越乗越。忙しい・・・
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すっかり秋の気配です。といいながら自分で立てたCTから遅れてきて
ちょっと焦って来ました。
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新越乗越山荘についてしまった・・・新越乗越どこだったかな・・・
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はい、次行きます。岩小屋沢岳へ。写真も段々と雑になります。
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ここもそんなにかからず到着。
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雲もでてきたので先を急ぎます。
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こんな道が続きますが生脚なので痛いです。
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そしてとうとう次は種池小屋を目指します。途中で一組ご夫婦に遭遇。
結構長くお話しさせていただきました。色々な山のお話しが聞けて楽しかったです!
やはり山で生の声を聞くと、行きたくなるし、安心しますね。
遠くに小屋が見えて来ました。(赤い丸部分)
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種池山荘までらくちん下りかと思いきや、またちょっと登るのね・・・
ここまででだいぶ脚も売切れてきてるからきつかったよ・・・
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種池山荘につくと、柏原新道から登ってきた方(宿泊の方?)や
爺ケ岳に登っていた方々で賑わっていました。
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少し小屋の中をのぞいてみましたが、きれいな小屋で、平日という事もあり空いているようでした。
ここで少し休憩をとって長いといわれる柏原新道を下っていきます。
写真が容量がいっぱいになってしまったようで、アップできなくなってしまいました(笑)
たいした写真もないので写真は終わりです。

この時間から下る人は少なそうです。すでに15時半頃でした。
熊が最近出没しているとの事で、ビクビク・・・・。
途中で何人か登ってくる方、下っている方もいて少し安心しました。
しかし、駐車場は見えているのになかなかこの下山道おわりません・・・
疲労も溜まり、だんだんと嫌になってきました(笑)
なので、登山口についた時には、ぐったり・・・そこから駐車場まで5分ほどの緩い登り・・・
駐車場にたどり着き、無事に一人でまわれたれたことに安堵しました。

黒部ダムをまわってきた観光客の元気そうな姿が眩しくて(笑)
コーラを飲みたい一心で下ってきたのに、扇沢駅の自販機はコーラ全部売り切れじゃないか!!!
ガックリして、帰宅の途についたのでした・・・
水分1Lとゼリー飲料2つと相変わらずの省エネ体質の私でした。

こんなに疲れてたのに、運転は快適で、途中諏訪湖SAで夕食、仮眠して帰ろうと思ったのですが
スタバ2杯ぶっこんだからなのか、登山でハイになっていたからなのか、寝ずに帰宅できました。

高速道路も空いていたので良かったです!