うっすい東京マラソンレポをやっと書きました。
先日の東京マラソンは7年ぶり15回目のフルマラソンでした。(東京マラソンは6回目の参加)
当選したのは2019年(2020年の開催分)でしたが
■2020年(コロナで一般の部は中止)
■2021年(開催するけど人数制限するから次にしてねってメールが来た気がするので移行)
■2022年(自分的準備不足と友人に来年にしようぜ!と言われ移行)
と、当選権利を移行しつづけ、今年で最後の出走権利となりました。
2020年も1月に筋断裂をしてしまっており、走るのが許可されたのが2月末。
走れる状態ではなかったのでコロナで中止になったのは私的にはラッキーでした。(準備されていたランナーの皆さまごめんなさい)
そんな中、今回も足の骨折という不運でスタート地点にも立てるかもわからない状況でしたが、治療してくださった先生のご尽力もあり、なんとか立つことが出来ました!
★事前準備と朝ごはん★
10月から少しづつ走り始めて、結局当日までに距離走は19.5kmまでしかできませんでした。
距離走の他、以前からフルマラソンを走るのに事前に何かするって事はありません。
いつものルーティン(生活)を崩すと、そちらの方が体調悪くするので・・・
(一回だけ横浜マラソン前にグルテンフリー生活を1年しましたがこれは当たりでした!でも大好物のラーメンやパン食べられないのツラかった・・・)
ただし貧血がひどいので、今回はマラソン前の3日間はこちらのドリンクを一日一本飲んでいました。
何度かここでも触れていますが、私はお友達との食事や一人で美味しいもの食べに行くぞ!と決めた日以外は朝ご飯のみの1日1食生活です。お米もほぼ食べません。
なのでマラソン当日もいつもと変わらずです。
・バナナ1本
・ヨーグルト(自宅で作っているカスピ海ヨーグルト)
・納豆のお味噌汁
はたからみると謎の組み合わせですが、毎朝の食事と変わりなく済ませました。
基本燃費がいいのでよっぽどのことがなければこれで大丈夫です。
ただし、暑がりで発汗量は人より多く、すぐに脱水症状を起こすタイプです。
東京マラソン当日も、朝に家を出た時、走るには暑すぎるな、と感じました。
スポドリはあまり好きではないので、更に苦手な水を持って少しづつ飲みながら出かけました。
地元駅のマックでコーヒーゴクゴク。朝のカフェイン投入は絶対必要です。
新宿までは地元駅から電車で1本、ガラガラで座っていけました。
7時半に荷物を預かっていただける仲間と新宿で合流。駅でお手洗いも完了。
因みに私は今までフル、ウルトラ、トレイルなど多くのレースに出場していますが、一度もレース中にお手洗いに行ったことはありません。
先に書いた通り、発汗量が多いため、身体に水分たまらないみたいです・・・(科学的には不明)
新宿からスタート地点に向かいます。
時間に余裕があったので、のんびり準備をし、蒟蒻畑のゼリー(美味しい・・・)を念のため投入。
8時20分頃にブロックに向かうゲートを通りました。
手ぶらだったので荷物チェックも何もなし(ポケットに入ってたけど)
懐かしい景色!
今回Dブロックだったのですが、皆さん迷わずにいけましたでしょうか・・・。
わたくし、珍しく迷ってしまいました。
荷物チェックのゲートを抜けた荷物預けのトラック周りが大混雑しており、なかなか前に進めませんでした。
やっと人混みを抜けたら看板がイマイチわかりづらくてBブロックにたどり着いてしまい若干焦りました・・・・。
Dブロックはビルの谷間の日陰でしたが、とにかく大きい身体の外国人ランナーさんに囲まれていたので、風よけになってくれて全く寒くなかったですね。
まるで海外のレースみたいでした。でもそうでなくても今年は本当に暖かかった!
初マラソンの2010年の東京マラソンのスタート時はみぞれ降って震えてましたからね・・・思えば過酷なデビューでした・・・。
私の周りのランナーさんのシューズたち。外国人ランナーさん、サッカニー多し!
★持ち物★
◆スマホ(でっかいの重い…)
◆補給等(今回は下の写真の3つ。お守りとして持ちますが基本摂取しません。が、今回は気温が高く汗がとめどなく流れて脱水が心配になったので塩ジェルとメダリストジェルを各々ハーフと30kmで摂りました。一般的なジェルは味が苦手なのでメダリストのコレが販売されてからはずっとコレ派です。でもなかなか摂取しないので先日断捨離でかなり処分しました。塩ジェルはサイダー味となってますが完全に塩味でした 笑)
◆ミニタオル(汗かきなので必需品)
◆時計(いつもならゴールまでみないけど、今回関門が気になった為よくみました)
◆サングラス(紫外線は目によくないです。必須)
上記をポケットに入れたり装着しました。
★ウエアとシューズ★
◆緩い半袖シャツ(MMA)+緩いアームウォーマー(THE NORTH FACE)
⇒肌にピッタリ密着するものが嫌いです・・・。なのでタイツも嫌い。
◆短パン(山と道)⇒ポケットが多くて重宝してます。
◆パッカブルのウインドブレーカー(Patagonia)
⇒レインウエアがゴミで捨てられないとのことだったので、手のひらに収まるもの。スタート前に脱いでパンツのポケットに入れました
◆メッシュインナー
⇒今回、途中で歩く事を考え、汗冷えしそうだったので箪笥の肥やしとなっていたものを着ました。以前着たのは野辺山ウルトラの時・・・もう7年前くらいか
◆エンドルフィンスピード2(サッカニー)
⇒adizeroJAPAN4と悩みに悩んでこちらに。サッカニーの方がシューズ重いし前半はツラいかもだけど後半足の為には楽かもと・・・・
逆にadizeroは前半楽だけど後半キツくなるかな・・・と思い前者にしました。
結果、スタート時からシューズの重さを感じてしまいadizeroにすれば良かったと猛烈に後悔しました(涙)
やっぱり軽さは正義です。
★スタート~ハーフ★
今回関門との勝負と思っていたので5分ほどでスタートゲートをくぐれたのはラッキーでした。
既に色々捨ててあって危ないので足元注意してスタート。
スタート時のウエア放り投げ問題やおトイレ問題は色々な方が書かれているので割愛します・・・(当時は4度見くらいしましたけど・・・上の写真よく見たら写ってますね^^;)
新コースは初めてですが最初は一緒。下り基調でまぁまぁなペースで進むことができました。
ただ5km地点で既に喉が渇き、エイドが待ち遠しかった・・・。
今回はハーフまでは頑張って、その後は歩きでなんとか頑張る作戦。
ただ練習していないと15kmくらいであっという間に壁がやってきて、かなりキツかったです。
ハーフ地点では母が待っており22km地点でもラン仲間が待っていてくれていたので、そこまでは!と奮いたたせて頑張りました。
予想よりもはやくハーフ到達できたのですが、そこで母と10分くらい話し込んでしまい、仲間たちはなぜハーフのポイント過ぎてるのに(←アプリで確認)来ないんだろう・・・・と思っていたことでしょう・・・・
本当にすみません・・・リクエストしておいた温かい甘い紅茶を一緒にほのぼの飲んだり、もうエリートの選手たちゴールしてるね~とかのんきに話したり、写真撮ったり親子水入らずしてました・・・・
★ハーフ~ゴール★
しかし一旦こんなに休憩してしまうともうダメですね。
一気に脚は動かなくなり、足首もロックし、歩いたり走ったりの繰り返し。
門前仲町の折り返し後、25km地点のエアーサロンパスエイドに吸収されました(笑)EXPOでも大々的に宣伝していたので楽しみにしてました!
今回いつもある脹脛の張りもなかったし、脚も攣ったりしてなかったのですが、ミニサイズ1本いただきシューシューかけて全部使い切りました。
ボリュームゾーンにいたので緩いアップダウンのあるこの辺りのランナーの大群は壮観でした。
再度仲間の応援をうけ、もう最後まで延々と歩きと走りの繰り返し。
こんなにも走れなくなってしまっていた自分が情けなかったですが、沿道の皆さんの応援が本当にうれしかったです。
芝公園、増上寺あたりでも往復仲間の応援をうけ、残り10kmすぎでは長いと思っていたこの距離が終わってしまう事が寂しくなってきました。
残り1kmは丸の内の石畳、あの狭い道の両端にびっしりの応援の方から一般ランナーに向けられる大歓声とゴールできるんだ、という喜びで涙があふれてきました。
石畳でもいっぱい歩いてしまいましたが、声援に押されFinishゲートが見えた時にはとにかく安堵しました。
なんとか4時間台でゴールできて自分的には満点!(目標5時間半にしていました)
皆さん満身創痍でしたね。
東京マラソンはやっぱり楽しかった!ありがとう!
★2023年大会に参加して感じた事★
・エイドが寂しい
⇒給水(水・ポカリ)、塩熱サプリ、飴、ブドウ糖、羊羹、カロリーメイトゼリーのみ。給水は全部取ったけど、他はブドウ糖のみいただきました。
私はあまり気にならないけど、楽しみにしたり、頼りにしているランナーさんも多いはず。これから少しずつ食べ物増えるといいですね。
・参加していた友人とすぐに会えない
⇒今回ゼッケンが色分けされていてFinish後はランナーさん達は各々その色によって進む方向が別れます。方向が全然違ったので走っていた旧友と会えなくて残念でした。
・Finish後の更衣室
⇒あまりに遠すぎて諦めてその辺のビルの隙間で着替えました。Finish後の導線はビックサイト時代が勝利。
・なんだかんだ色々あったけど、東京マラソンは楽しい
⇒最終的にはこれに尽きました!